🌟 宙組の未来はここにある!バウ・ワークショップ『Beautiful SKY!!』開幕レポート。25名が紡ぐ「起源」への情熱と、涙と笑顔の客席降り ❄️💎

公演情報

宝塚歌劇団の新人スターの聖地、宝塚バウホールに今、一点の曇りもない澄み切った「青空」が広がっています。2026年3月7日、宙組若手メンバーによるバウ・ワークショップ『Beautiful SKY!!』が待望の初日を迎えました。

出演するのは104期から110期までのフレッシュな25名。座長を務める嵐之真を中心に、真白悠希、泉堂成ら実力派スターたちが、自らの限界を突破せんとするエネルギッシュな舞台を繰り広げています。「起源(ルーツ)」をテーマに、お芝居とショーの二幕構成で綴られる本作。今の宙組だからこそ放てる、希望に満ちた輝きを徹底レポートいたします。

💠 第1章:若き才能が爆発!「Beautiful SKY!!」が宙組に新しい光を届ける

今作の作・演出を手掛けるのは鈴木圭。コンセプトは、無限の可能性を秘めた若手たちが、力強く羽ばたいていく未来への願いが込められた「起源(オリジン)」です。

  • 一人ひとりが主役の「愛」あるステージ
    ワークショップの醍醐味は、大人数の本公演ではなかなかスポットが当たりにくい下級生一人ひとりに、明確な見せ場とセリフが与えられることです。座長の嵐之真が稽古場レポートで語った通り、劇団の「愛」を感じる、全員が主役になれる構成が印象的です。
  • 苦難を乗り越えた「絆」の結晶
    コロナ禍や活動休止期間を経て、舞台に立つ機会が限られていた若手たち。お顔と名前を覚えてもらう絶好の機会となった今公演、プロローグで主題歌『Beautiful SKY!!』を歌い上げる彼らの表情には、舞台に立てる喜びと、仲間と共に表現できる幸せが溢れ、観客の胸を熱くさせました。

ハットを被り、大人っぽく粋なジャズの起源から始まる幕開け。足を踏み鳴らし、リズムを刻むプリミティブな鼓動は、まさに新しい宙組の産声のようでした。

🎤 第2章:第1幕:1900年パリ万博前夜。3つのオムニバスで魅せるお芝居の真髄

第1幕は、1900年のパリ万国博覧会を目前に控えた激動の時代。アメリカで生まれた新しいダンスの先駆者たちの生き様を、3つのオムニバス形式で描き出します。

  • 1️⃣ イサドラ・ダンカン(山吹ひばり × 嵐之真)
    モダンダンスの始祖、イサドラ・ダンカンを演じるのは山吹ひばり。彼女の持つ圧倒的なヒロイン力と、指先まで神経の行き届いたしなやかなダンスは、まさに芸術そのもの。そんな彼女を包み込むパトロン、パリス・シンガー役の嵐之真は、温かみのある包容力溢れる歌声で、大人の男性の深みを体現しました。
  • 2️⃣ ロイ・フラー(梨恋あやめ × 真白悠希)
    照明装置と布を駆使したダンスの先駆者、ロイ・フラーを梨恋あやめがダイナミックに表現。その恋人兼パトロンを演じる真白悠希は、これまでの別格的な活躍を裏付ける確かな演技力を見せました。二人の心の機微が丁寧に描かれ、ダンスの裏にある「情熱」が客席に伝わります。
  • 3️⃣ 川上音二郎・貞(泉堂成 × 花恋こまち)
    「オッペケペー節」で一世を風靡した川上音二郎を演じるのは泉堂成。新人公演主演を経験し、代役公演も務め上げた彼女の「見せ方の巧さ」は流石の一言。妻・貞(花恋こまち)と共にパリ万博を目指す姿は、まさに開拓者のエネルギーに満ちていました。

👗 第3章:第2幕:エネルギッシュなレビュー!世界を旅する歌と踊りの祭典

休憩を挟んでの第2幕は、パリ万博で披露された世界各地のパフォーマンスを散りばめた、ノンストップのエネルギッシュなレビューです。

  • ジャンルの垣根を超えたダンスの応酬
    バレエからヒップホップ、モダン、ジャズまで、25人が全神経を研ぎ澄ませて踊り狂います。特にヒップホップの場面では、若手らしいキレとパワーが炸裂。プロローグで見せたスタイリッシュな姿とは一変、野生的なエネルギーを解放する姿に圧倒されます。
  • 少人数だからこその「極限」の見せ場
    闘牛士やカンカンのシーンでは、一人ひとりの運動量が凄まじく、大階段こそありませんがバウホールの空間が狭く感じるほどの躍動感。楓姫るるら娘役陣の華やかなダンス、そして生演奏による臨場感が、舞台の熱量をさらに引き上げていました。
  • 全員の個性が光る「メンバー紹介」
    ワークショップならではの演出として、出演者一人ひとりの紹介があります。それぞれの持ち味や個性が短い言葉やパフォーマンスに凝縮されており、ファンにとってはたまらない「発見」の連続です。

🔮 第4章:感動のフィナーレとご挨拶。宙組生の「絆」が繋ぐ美しい空

そして、この公演最大のハイライトが訪れます。ショーのフィナーレ、パレードの途中で、なんと出演者全員による客席降りが敢行されたのです!

舞台から通路へ、25名のスターたちが降り立ち、観客のすぐそばで歌い踊る姿はまさに「熱狂の渦」。目と目が合う距離で届けられる、彼女たちの心からの笑顔と「Beautiful SKY!!」の歌声に、会場中が幸せな空気に包まれました。

初日のカーテンコールでは、座長の嵐之真が力強く、そして温かなご挨拶を述べました。残念ながら休演となったゆり遥への想いや、支えてくれるスタッフ・ファンへの感謝。最後は、出演者全員が一言ずつ意気込みを語るという、ワークショップらしい幕引きとなりました。

「起源」を知り、自らの殻を破って羽ばたこうとする彼らの瞳は、未来への希望に満ちていました。

✨ まとめ:無限の可能性、その羽ばたきを見守りたい

『Beautiful SKY!!』は、単なる若手公演ではありません。それは、宙組の明日を創る開拓者たちが、互いの絆を確かめ合い、新しい時代へと漕ぎ出すための大切なマイルストーンです。

嵐之真、真白悠希、泉堂成、山吹ひばり……。ここに集った25名の名前と輝きは、観客の心に深く刻まれたことでしょう。この熱いエネルギーが、次なる大劇場公演『黒蜥蜴』へと繋がり、さらに大きな旋風を巻き起こすことは確実!

宙組が誇る若きパワー、その「美しい空」をぜひ、宝塚バウホールで、そしてライブ配信で、目撃してください🌈