2026年2月22日、東京宝塚劇場公演『ボー・ブランメル〜美しすぎた男〜/Prayer〜祈り〜』の千秋楽をもって、雪組トップ娘役・夢白あやが宝塚歌劇団を卒業します。
103期生として入団当初から、その圧倒的な美貌と確かな実力で注目を集め、宙組から雪組へ、そしてトップ娘役へと駆け抜けた彼女。舞台を一度も観劇せぬまま音楽学校を受験し、一回で合格したという驚きのエピソードを持つ彼女は、入学後に必死の努力でその才能を開花させました。
今回は、卒業を目前に控えた今だからこそ語りたい、彼女が舞台に刻んだ輝かしい足跡を徹底特集します。
💠 宙組時代に開花した大輪の才能。新人公演での衝撃
入団時の成績は4番という優秀さで、初舞台後に宙組へと配属された彼女。その快進撃は配属直後から始まり、研1(入団1年目)にして新人公演のヒロイン級の役に抜擢されるなど、早くからその大器の片鱗を見せていました。
- 『異人たちのルネサンス』新人公演:カテリーナ(2018年)
研2で新人公演初ヒロインに抜擢されました。レオナルド・ダ・ヴィンチのミューズという難役を、気品と存在感で演じきり、次世代ヒロインとしての地位を確立しました。 - 『オーシャンズ11』新人公演:テス・オーシャン(2019年)
2度目の新人公演ヒロインです。大人な女性の艶やかさと芯の強さが求められるテス役で、持ち前の華やかなビジュアルが炸裂しました。 - 『リッツ・ホテルくらいに大きなダイヤモンド』:キスミン(2019年)
バウホール公演初ヒロインを務めました。浮世離れした美しさと純粋さを持つヒロインを瑞々しく演じ、多くのファンを虜にしました。
🎤 雪組への組替えと「和」の美。ヒロインとしての深化
2020年9月に雪組へと組替え。伝統ある「和の雪組」の中で、彼女はさらなる表現力を手に入れ、娘役としての深みを増していきました。
- 『Sweet Little Rock ‘n’ Roll』:シンディー(2022年)
2度目のバウヒロイン作品です。1950年代の若者たちの恋模様を、溌剌とした魅力で爽やかに演じました。 - 『心中・恋の大和路』:梅川(2022年)
東上公演初ヒロインとなった記念すべき一作です。和物の所作、そして遊女としての哀しみと愛を深く表現し、その実力を世に知らしめました。
👗 雪組トップ娘役へ。彩風咲奈、そして朝美絢と響き合う魂
2022年12月26日付で雪組トップ娘役に就任。二人のトップスターを支え、自らも光り輝く唯一無二のヒロイン像を築き上げました。
- 『BONNIE & CLYDE』:ボニー・パーカー(2023年)
彩風咲奈とのトップコンビお披露目公演です。夢を追い奔放に生きるボニー役は、彼女の情熱的な演技と見事にマッチしていました。 - 『Lilac(ライラック)の夢路』:エリーゼ(2023年)
大劇場トップお披露目公演では、バイオリン職人を夢見る自立した女性を凛と演じました。 - 『ベルサイユのばら』:マリー・アントワネット(2024年)
彩風咲奈のサヨナラ公演にて、フランス王妃を熱演。王妃としての気高さと孤独を表現し、初エトワールとしてその歌声でも観客を圧倒しました。 - 朝美絢とのコンビ:『愛の不時着』(2024年)
2人目の相手役トップスター、朝美絢との新コンビお披露目となった『愛の不時着』では、ユン・セリ役を熱演。美しすぎる二人による最高の化学反応を見せてくれました。
✨ まとめ:集大成『ボー・ブランメル』。最後まで貫く「あや」の美学
そして現在、彼女の集大成となる退団公演『ボー・ブランメル〜美しすぎた男〜』が幕を閉ざそうとしています。演じるハリエット・ロビンソン役は、彼女が宝塚で培ってきた全ての輝きが凝縮された役どころとなるでしょう。
一度宝塚歌劇の舞台を観ずに飛び込んだ世界で、必死に食らいつき、誰よりも気高いトップ娘役へと登り詰めました。
2026年2月22日。彼女が最後に歩む大階段の向こう側に、最高の景色が広がっていることを願って。最後まで彼女が放つ気高い光を、しっかりと目に焼き付けましょう ❄️💎
