宝塚歌劇団星組の公演『RRR × TAKA”R”AZUKA ~√Rama~』が、2026年8月29日、宝塚大劇場で初日を迎えました。
2024年に礼真琴主演で上演された『RRR』を、今回はラーマを主人公とする物語として再構築。
主演の暁千星が前作に続いてA・ラーマ・ラージュを演じ、トップ娘役の詩ちづるがシータ役を続投。さらに、前作で礼真琴が演じたコムラム・ビーム役を瑠風輝が務めます。
新たな星組の顔ぶれによって生まれ変わった『RRR』が、ついに幕を開けました。
暁千星が再びラーマ役に挑戦!
今回の『RRR』最大の注目は、やはり暁千星演じるラーマです。
前作では主要人物の一人として描かれたラーマですが、今回はタイトルにも「√Rama」とある通り、ラーマを物語の中心に据えて再構築。
1920年、英国植民地下のインドを舞台に、インド人でありながら英国政府の警察官となったラーマの生き方と、その胸に秘めた思いがより深く描かれています。
初日の報道によると、今回の作品ではラーマの過去にも新たな場面が加えられ、大義のために警察官となった彼の葛藤がより分かりやすく描かれているとのこと。
熱い感情を外へ放つビームに対して、ラーマは思いを内に秘める人物。
暁千星は、その「ほとばしる思いを懸命に抑える」ラーマを丁寧に演じています。
前作を観たファンにとっても、ラーマという人物をより深く知ることのできる作品となりそうです。
瑠風輝がビーム役!暁千星との同期コンビに注目
ラーマの親友となるコムラム・ビームを演じるのは、瑠風輝。
2025年8月に宙組から星組へ組替えとなった瑠風が、今回、重要なビーム役に挑戦しています。
暁千星と瑠風輝は同期。
初日に向けたインタビューで暁は、瑠風について同期ならではの安心感があり、ラーマ自身も自然体でいられる感覚があると語っています。
そんな二人が演じるラーマとビームは、立場も性格も異なるものの、互いの素性を知らないまま出会い、強い友情を育んでいきます。
しかし、ラーマは英国政府の警察官。
一方のビームは、ゴーンド族の守護者として英国支配に立ち向かう存在です。
友情と使命の間で揺れ動く二人を、同期である暁千星と瑠風輝がどのように演じるのか。
今回の『RRR』を語るうえで、二人の関係性は大きな見どころの一つとなっています。
詩ちづるがシータ役を続投
ラーマの婚約者シータを演じるのは、トップ娘役の詩ちづる。
詩も前作から同じシータ役を続投しています。
今回の「√Rama」ではシータについても過去や新たな場面が描かれ、ヒロインとしての存在感がより際立つ構成となっています。
ラーマが大義のために自らの感情を抑えて生きる一方、シータはラーマにとって「愛」の象徴ともいえる存在。
暁千星と詩ちづるによるトップコンビが、ラーマとシータの関係をどのように表現するのかにも注目です。
やっぱり見逃せない!「ナートゥダンス」
『RRR』といえば、やはり「ナートゥダンス」。
映画版でも世界中を熱狂させた高速ダンスは、2024年の宝塚版でも大きな話題となりました。
そして今回も、「ナートゥをご存知か」という印象的な場面から、暁千星と瑠風輝を中心とした迫力のダンスが繰り広げられます。
初日の報道では、二人を中心に圧倒的なスピードと足技を披露し、さらに星組全体によるナートゥダンスが大きな盛り上がりを見せたと伝えられています。
前作を知るファンにとっては「これぞ『RRR』!」と思える場面であり、初めて宝塚版を見る人にとっても強烈な印象を残すシーンになりそうです。
暁千星の“驚きの登場”にも注目
今回の舞台では、暁千星の登場シーンにも大きな仕掛けが用意されています。
初日前のインタビューで暁自身が「皆さまが驚く登場の仕方」と予告していた場面では、実際に宙乗りを披露。
さらに物語の中では激しいアクションも展開されるなど、身体能力を存分に生かした舞台となっています。
ナートゥダンスだけではなく、アクションや大掛かりな舞台演出まで盛り込まれた、非常にエネルギッシュな作品となっています。
前作から2年、新たな星組の『RRR』へ
2024年の初演から約2年。
今回は同じ作品の単純な再演ではなく、ラーマを主人公として物語を再構築した新しい『RRR』です。
前作でラーマを演じた暁千星が主演として再びラーマを演じ、ビーム役には瑠風輝が就任。
さらに、前作から続投するキャストと、新たな役に挑戦する星組生が加わっています。
初日の報道では、稀惺かずと、瑠璃花夏、乙華菜乃、茉莉那ふみら、前作の新人公演でビーム側の役を演じたメンバーが、今回は本役として舞台に立つことも紹介されています。
2年間の成長を経た星組生たちが、どのような舞台を作り上げているのかも注目したいポイントです。
星組『RRR』は10月11日まで上演
宝塚大劇場での公演期間は、2026年8月29日(土)から10月11日(日)まで。
東京宝塚劇場では、2026年10月31日(土)から12月13日(日)まで上演されます。
また、宝塚大劇場では9月24日、東京宝塚劇場では11月19日に新人公演が予定されています。
まとめ:新生星組で蘇る『RRR』に期待!
星組『RRR × TAKA”R”AZUKA ~√Rama~』が、8月29日に華々しく開幕しました。
今回の最大のポイントは、暁千星のラーマを主人公として作品そのものが再構築されたこと。
そして、
- 暁千星が演じるラーマ
- 瑠風輝が演じるビーム
- 詩ちづるが演じるシータ
- 暁千星&瑠風輝による熱い友情
- 星組全体で魅せる圧巻のナートゥダンス
- 暁千星の大掛かりなアクション
など、見どころが満載です。
前作を観たファンにとっても、ラーマの視点から物語を見直すことで、新たな発見がありそうな今回の『RRR』。
新生星組だからこそ生まれる熱量と、暁千星が作り上げる新たなラーマ。
宝塚大劇場から東京宝塚劇場へ――。
2026年後半の星組を代表する話題作として、今後も大きな注目を集めそうです。
