まさか、あの作品が今度は花組で上演されるとは――!🌸✨
2026年10月28日、宝塚歌劇団は2027年4月の花組別箱公演として、極美慎主演『にぎたつの海に月出づ』の上演を発表しました。
驚くべきは、この作品が2025年1月に星組の宝塚バウホールで上演され、当時も極美慎が主演を務めていたことです。
その後、極美慎は星組から花組へ組替え。2025年には『DEAN』で東上初主演を果たし、2026年の『エリザベート』ではルキーニという重要な役を演じています。
そして2027年、星組時代の代表作に花組生として再び挑むことになります。
しかも今回の公演は、宝塚バウホールではなく、東京・日本青年館ホールと大阪・梅田芸術劇場シアター・ドラマシティでの上演。
なぜ、わずか2年余りで同じ主演による再演が決まったのでしょうか。
さらに気になるのは、同じ100期生である2番手スター・聖乃あすかの動向です。
永久輝せあ・星空美咲のコンサート『Ave Mare!』に出演するのか。それとも別の公演が用意されるのか。あるいは、その前に組替えという展開も考えられるのでしょうか。
今回の発表は、一作品の再演という枠を超え、2027年春の花組のスター配置に関心が集まるニュースとなりそうです。
公式に発表された事実と、そこから考えられる今後の可能性を整理してみたいと思います🌹
※本記事は、あくまでも個人的な考えに基づく内容となります。あらかじめご了承ください。
🌸 星組バウ主演作が花組で復活!極美慎が再び智積役へ
今回発表された『にぎたつの海に月出づ』は、平松結有が作・演出を担当する幻想秘抄です。
公演日程は、日本青年館ホールが2027年4月5日~14日、梅田芸術劇場シアター・ドラマシティが4月21日~29日。
極美慎が再び主演を務めます。
物語の舞台は飛鳥時代。
百済から大和へやってきた青年・智積(ちしゃく)と、後に斉明天皇となる寶皇女(たからのひめみこ)が出会い、恋に落ちるところから物語は動き始めます。
しかし二人の恋は、蘇我氏の思惑や皇位をめぐる政治的な動き、そして国家間の対立によって引き裂かれていきます。
万葉集に残された和歌をモチーフに、歴史の表舞台には記されなかった一人の青年の愛と運命を描く作品です。
2025年の初演では極美慎が智積、詩ちづるが寶皇女を演じました。
今回は主演の極美慎が続投する一方、相手役をはじめとする出演者は改めて発表されることになります。
同じ作品でありながら、星組から花組へ。
キャストが変わることで、物語の雰囲気や人物同士の関係性にも、新たな変化が生まれることでしょう。
なぜ今、この作品を再演?『DEAN』を経た極美慎の現在地
今回の発表で最も興味深いのは、やはり公演のタイミングです。
2025年1月にバウホールで初演された作品が、約2年後の2027年4月に再演される。
しかも主演者は変わらず、所属する組だけが星組から花組へと変わっています。
宝塚歌劇では過去作品の再演自体は珍しくありません。しかし、これほど短期間で、同じ主演者が異なる組で再び同じ作品を上演するという組み合わせは、ファンにとっても意外性の大きいものでしょう。
では、なぜこの作品だったのでしょうか。
考えられる理由の一つが、極美慎自身の主演経験です。
極美慎は2022年『ベアタ・ベアトリクス』でバウホール初主演。2025年『にぎたつの海に月出づ』で2度目のバウ主演を果たしました。
その後、2025年8月に花組へ組替えとなり、同年11~12月には『DEAN』で東上初主演。
『DEAN』では、若くして伝説となった映画俳優ジェームズ・ディーンを演じ、これまでとは異なる孤独や葛藤を抱えた人物に挑みました。
つまり今回の公演は、極美慎にとって初めて東上主演へ進む作品ではありません。
すでに花組で『DEAN』を主演した極美慎が、改めて星組時代の代表作を、より大きな公演規模で演じる機会となります。
初演当時は、星組で培ってきたものを注ぎ込んだ智積。
今回は、組替えと東上主演を経験した後で改めて作り上げられる智積。
同じ役だからこそ、その間に積み重ねた経験や表現の変化が、より鮮明に見えてくるかもしれません。
また、作品そのものがバウホールでの初演を経て、東京と大阪で再演されることにも意味があります。
平松結有にとって『にぎたつの海に月出づ』はバウホールデビュー作。今回の上演は、演出面でも作品を発展させる新たな機会となりそうです。
ただし、劇団がこのタイミングで再演を決めた具体的な理由は公表されていません。
作品への評価、主演者の育成、別箱公演全体の編成など、複数の要素が重なった可能性はありますが、現段階では考察として捉える必要があります。
🌟 『エリザベート』ルキーニから再び智積へ――花組で変わった極美慎
もう一つ注目したいのが、2026年花組『エリザベート』での経験です。
極美慎が演じているルキーニは、エリザベート暗殺犯であると同時に、観客を物語へ導く狂言回し。
華やかなスター性だけでなく、皮肉や狂気、ユーモア、そして舞台全体を動かす力が求められる難しい役です。
一方、『にぎたつの海に月出づ』の智積は、歴史に翻弄されながらも、一人の女性への愛を胸に生きる青年。
この二つは、まったく異なる性質の役です。
しかしルキーニという特殊な役を経験したことが、再び智積を演じる際に新たな奥行きを生む可能性はあるでしょう。
また、今回は花組メンバーとの共演となります。
初演で寶皇女を演じた詩ちづるに代わり、誰が極美慎の相手役を務めるのか。
恋愛が作品の重要な軸となるだけに、この配役も大きな注目ポイントです。
星組時代の極美慎を知るファンにとっては、成長した智積との再会。
そして花組のファンにとっては、極美慎が花組生とともに作り上げる新しい日本物の舞台。
同じ作品だからこそ、前回と今回を比較する楽しみが生まれそうです✨
💐 そして気になる聖乃あすか――『Ave Mare!』出演か、それとも組替え?
極美慎の再主演が発表されたことで、同時に気になってくるのが2番手スター・聖乃あすかの動向です。
極美慎と聖乃あすかは、ともに100期生。
聖乃はこれまで、花組生え抜きのスターとして長く経験を積み、『舞姫』『Liefie』などの主演作を経て、2026年『エリザベート』ではフランツ・ヨーゼフという大役を担当しています。
一方、極美慎も星組時代から複数の主演経験を持ち、組替え後の花組でも『DEAN』、そして今回の『にぎたつの海に月出づ』と主演公演が続くことになります。
現在の花組には、主演経験を持つ同期スターが二人並ぶという異例の状況となっています。
では、2027年以降、聖乃あすかはどこへ向かうのでしょうか。
現実的にまず考えられるのは、永久輝せあ・星空美咲主演のコンサート『Ave Mare!』への出演です。
『Ave Mare!』は永久輝の名前にも通じる「SEA=海」をテーマに、その多彩な魅力を描くコンサート。
トップコンビだけでなく花組生たちが出演し、歌やダンスを中心に華やかな舞台が展開される予定です。
聖乃がこの公演に出演するのであれば、トップコンビを支える主要男役として、歌やダンスで大きな存在感を発揮する機会となるでしょう。
ただし、現時点で聖乃あすかの出演は発表されていません。
そして、もう一つ考えられるのが、別の公演や活動(ディナーショーやその他の公演)が用意される可能性です。
聖乃はすでに東上主演を経験しているスターだけに、新たな公演への主演の期待もあります。
ただし、2027年4月に聖乃主演の別公演が用意されているという公式情報はなく、こちらは現段階では根拠の限られた想定となります。
さらにファンの間で関心を集めそうなのが、組替えという可能性でしょう。
もし2027年春までに聖乃あすかの組替えが発表されれば、今回の花組別箱公演の編成も、まったく違う意味を持つことになります。
とはいえ、現時点で聖乃の組替えを示す公式発表はありません。
極美慎が東上主演するという事実だけで、聖乃あすかが他組へ移ると結論づけることはできません。
🌸 二つの別箱公演が同時期に上演――スター配置をどう読み解く?
今回の公演編成で、もう一つ見逃せないのが日程です。
2027年4月の花組別箱公演は、次の二作品が予定されています。
『Ave Mare!』
- 東京・Kanadevia Hall:4月11日~17日
- 大阪・梅田芸術劇場メインホール:4月24日~29日
『にぎたつの海に月出づ』
- 東京・日本青年館ホール:4月5日~14日
- 大阪・梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ:4月21日~29日
東京でも大阪でも、公演期間が重なっています。
そのため、両作品の通常の出演者を兼ねることは難しく、花組生がどちらの公演に振り分けられるのかが重要になります。
永久輝せあ・星空美咲がコンサートを率い、極美慎がもう一方の作品を主演する。
ここまでは確定しています。
一方、聖乃あすかの所属する公演については、まだ明らかになっていません。
現在のスター配置や主演実績を考えると、聖乃が極美慎の主演公演に加わるという可能性は低く、『Ave Mare!』でトップコンビを支える形の方が自然に思われます。
ただし、別箱公演の振り分けだけで、その後の大劇場公演における序列が決まるわけではありません。
聖乃あすかも極美慎も、それぞれ東上主演の実績を持ち、本公演でも重要な役を担うスターです。
今回、極美慎に主演公演が用意されたことは大きな意味を持ちますが、それだけをもって聖乃との序列が変わったと判断することはできないでしょう。
むしろ今後の出演者発表によって、現在の花組が二人をどのような立場で起用していくのか、その方向性が少しずつ見えてくるのではないでしょうか。
👑 極美慎と聖乃あすか――花組の未来はどう動く?
では、今回の再演発表は、今後の花組にどのような展開をもたらすのでしょうか。
まず確かなのは、極美慎が花組で主演経験をさらに積み重ねるということです。
星組でバウホール主演を2度経験し、花組への組替え後には『DEAN』で東上初主演。そして2027年4月には、再び東京と大阪で主演作品を担います。
この実績は、極美慎が主演者として新たな経験を積み重ねていることを示しています。
一方、聖乃あすかもまた、花組で育ち、東上主演や本公演での重要な役を経験してきました。
二人は同期でありながら、歩んできた道のりも、舞台上で見せる魅力も異なります。
だからこそ現在の花組で、二人がどのような形で活躍していくのかは大きな関心事です。
仮に二人が今後も花組で共存していくのであれば、それぞれの持ち味を生かした配役や主演機会が注目されます。
一方、将来的にいずれかの組替えが実施されれば、現在の花組だけでなく、他組のスター配置にも影響する可能性があります。
ただし、こうした人事は劇団から発表されて初めて確定するものです。
今回の公演発表だけで、将来のトップスター就任や組替え先まで予測することはできません。
今後の注目点は、まず2027年4月の出演者発表。そして『エリザベート』の後にどのような本公演の役付きや主演機会が用意されるのか、ということでしょう。
✨ 星組で生まれた智積が花組へ――驚きの再演、その先にあるもの
2025年1月、星組で生まれた『にぎたつの海に月出づ』。
その主演を務めた極美慎は、同じ年に星組を離れ、花組へ組替えとなりました。
そして2027年春、今度は花組生として同じ智積を演じることになります。
初演から約2年。
所属する組も、周囲の共演者も、極美慎自身が積み重ねてきた経験も変わっています。
だからこそ、今回の再演には大きな期待が膨らみます。
一方で、聖乃あすかが『Ave Mare!』に出演するのか、別の活動が用意されるのか、それとも将来的に新たな組替えが発表されるのかという点も、ファンとしては気になるところでしょう。
極美慎の嬉しい主演発表と、聖乃あすかの未発表の動向。
この二つが重なることで、2027年春の花組公演は、単なる別箱公演以上の関心を集めることになりそうです。
ただし、まだ発表されていない人事については、結論を急ぐ必要はありません。
今はまず、極美慎が再び智積を演じるという、思いがけないニュースを楽しみたいところです。
星組で生まれた物語が、花組でどのような新しい姿へと生まれ変わるのか。
そして、聖乃あすかと極美慎という二人の100期スターが、今後どのような道を歩んでいくのか。
これからの公式発表にも注目しながら、花組の新たな挑戦を楽しみに見守っていきましょう🌸✨
